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新湊曳山祭
―10月1・2日―
新湊曳山祭1 新湊曳山祭2
技術の粋を集めてつくった山車 
夜は提灯山となる 
 日本海に面し、漁業と海運で栄えてきた古い港町、放生津に伝わる華麗で豪華な山車祭りである。
 氏子町内から十三基、祭囃子と共に、「アイヤサーイヤサー」の掛け声で市中を引き廻す。古くは江戸時代からの伝統を引き継ぐだけに、山車の造りはいずれも精巧で、各町自慢の飾りの華麗さがひときわ光彩を放っている。
 土地の宮大工の手に成る山車本体は、手工業が発達した富山県の地の利を生かし、彫刻・塗箔・彫金など、技術の粋を集めてつくった見事なものばかりである。
 山車の最先端の標識「だし」は各町まちまちで、立町は「寿」の文字、長徳寺町は「蝶」、新町は「法螺貝」などである。色彩鮮やかな花笠の下に、「王様」と呼ぶ御神像を安置するが、これも各町様々。例えば古新川町は「孔明」、紺屋町は「日本武尊」、奈呉町は「恵比寿」などである。
 八月、神社で「くじ取式」があり、山車運行の順序が決まる。
 十月一日、昼間は花山。秋の日に山車飾りを輝かせながら囃子も賑やかにたっぷりと自慢の山車を披露。夜になると、十三基の山車が、小提灯300個程で綺麗に飾り立て、「提灯山」となり、拍子木の音を合図に車輪を軋ませながら、川面に影を映しつつ、囃子も典雅に見物の人々を魅了、夜遅くまで練る。
 翌二日は神社境内に、古俗を伝える「築山」が飾られ、姥神を祀る。
万葉線中新湊駅より約1キロ
富山県新湊市放生津





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