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お旅祭り

―5月13日〜16日―
それぞれの町内の曳山を舞台に少女たちが歌舞伎を演じる 華麗な衣裳を身に着けて演じる少女を舞台におくる大人たち
それぞれの町内の曳山を舞台に少女たちが歌舞伎を演じる
華麗な衣裳を身に着けて演じる少女を舞台におくる大人たち
 北陸屈指の工業都市である小松市は、古くは小松絹で栄えた繊維産業の町で歴史が古い。
 お旅祭りは、江戸時代、氏神の菟橋、日吉の御神輿が小松城に渡御、北陸一帯の平穏を祈念したのが始まりといわれ、以来三百五十年余りになる。
 祭りの主役になった曳山は、江戸時代、近江長浜の曳山を買い受けたのが始まりといわれ、地元の大工、工人が改良に改良を加え、各町が競ってそれぞれ独自の曳山を製作、今日に至った。昭和の初めは、十台が揃ったが、火災で二台が焼失。現在は八台あり、毎年二町ずつ二台、祭りに参加し、子供歌舞伎を演じている。今年は材木町と西町である。
 演目は材木町が「寿式三番叟」に続いて、「御所桜、堀川夜討三段目、弁慶上使の段」、西町は「稚模様曽我館染、由比ヶ浜の段」が予定されている。
 演者は昔は少年だったが、今は少女たち。小学校二年から五年生までの可愛い盛りの少女たちが、美しく化粧する。
 華麗な装束を身に着けて、せりふもなめらかに声を張り上げ、ものおじせず、それぞれの町内の豪華な曳山を舞台に達者に演じると、見物に訪れた大勢の観客は感動、拍手を送る。芝居は二台とも、予め場所と時間を決めて演じられる。
 神輿渡御は十四日と十五日。大獅子小獅子が神輿の御供をする。
JR北陸本線小松駅下車 徒歩10分
石川県小松市 菟橋神社・本折日吉神社




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