| ―旧暦7月14日―(平成20年は8月14日) | |
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ミルク神の行列
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少年たちの仮装
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有人の島としては日本列島最南端の波照間島は、キビ畑が広がる静かな島。ムシャーマは、祖霊を供養し豊作を祈る島最大の祭り。一九六九年、祭りの取材で島を訪れたとき、まだ米軍の統治下であったが、日の丸の小旗を打ち振り、祭りに寄せる島人の熱狂はすさまじいものであった。その祭りに魅せられて私は二度三度と祭り取材に訪れ、一九九七年にも祭りを取材した。 朝、ドラの音で祭りが始まる。高く空に伸びたフクギの木々が枝を広げ、石垣で囲まれた静かな民家が続く人影の少ない集落だが、祭りともなると、老若男女、大勢の人々が祭装束を着込んで集まってくる。 東、前、西の三地区からそれぞれ祭旗を押し立て、ミルク神を先頭に、可愛い子どもたちを供にした行列が村道をにぎやかに進んで公民館に集まる。 かりゆし節、豆どうま節、稲すり節など、踊りながら島の由来を語る婦人たち、棒、太鼓、獅子などの少年、若者、壮年の男たちが勇壮活発な演技を披露する。南国ならではの、情緒たっぷりな、思い切った子どもたちの仮装姿も面白い。 公民館が祭場になり、仮説舞台で島に伝わる伝統芸能が披露される。庭で獅子が舞う。武士と農民の武技が演じられる。二人ずつ向き合っての闘技だが、農民側が勝つ形で終わる。 祭に託された島人の祈りがこめられているようで興味深い。 石垣空港から25分。もしくは、石垣港から高速船で1時間
沖縄県八重山郡竹富町波照間島 |