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米良神楽
―12月11〜12日(平成16年)―
殿宿神
殿宿神
将軍の舞
将軍の舞

 九州の背梁山地の谷や盆地に人が住みついた歴史は古く、いつの頃からか神楽を舞い継ぐことで共同体の絆を結んできた。一ツ瀬川の上流、小川の集落もその一つ。
 午前中、笛太鼓で囃しながら舞人たちが面様迎え。夕方祭典。関係者一同夜食。神楽は夜始まる。注連を張り巡らした拝殿の中央を舞場に、榊と鈴で清める「修祓の舞」から、翌朝の「成就の舞」まで夜を徹して舞が続く。
 少年たちの「花の舞」、四人の舞人が長時間活発に舞う「地割」では、見守る村人が「がんばれ」と声援を送り、銭を包んだ花を舞場に盛んに投げ入れて励ます。
   夜半、面様登場。八幡様、折立様、岩永様、殿宿神、大神様など、風土性の強い、独特な風貌の神々が村人を威圧する。
「かんすい」は太刀の舞、抜身を握って様々な芸を披露。「将軍」は弓と矢とを手に、天蓋の下を勇壮に飛び跳ねる。
 神楽が終わって外へ出ると深い霧。静寂平穏な山村の朝。笑顔と歓声で村人が祭りの無事終わったことを喜び合う。

西都市からバスで約1時間ほどの「越野尾」で下車後、村営バスにて30分。タクシーは西都市から約80分
宮崎県児湯郡西米良村小川





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