トップページ儀礼文化歳事記「鳥取県の神楽獅子舞・麒麟獅子舞」

「鳥取県の神楽獅子舞・麒麟獅子舞」

富沢神社 5月4日/東井神社 5月2・3日
富沢神社の神楽獅子舞 近隣から習う際に麒麟獅子と神楽獅子とがあって神楽を選んだという・撮影:久保田裕道
富沢神社の神楽獅子舞 近隣から習う際に麒麟獅子と神楽獅子とがあって神楽を選んだという

幸せを呼ぶ霊獣麒麟と獅子の舞

 鳥取県には麒麟の獅子舞がある。カシラは面長で角が生え、朱色系の鮮やかな幕(カヤ)をまとうスタイルが一般的だ。
 鳥取県東部から兵庫県北西部にかけて、この麒麟獅子舞が百以上も伝承されているのである。
 鳥取市用瀬町の東井(とうい)神社に伝わる麒麟獅子もその一つ。五月三日の朝から氏子廻りがおこなわれている。一軒一軒訪れては、玄関先で演じる。途中東井神社に立ち寄って、奉納の舞を披露する。とてもゆったりと優雅に舞う点は、多くの麒麟獅子に共通した特徴となっている。
 一方、「神楽獅子舞」と呼び麒麟と区別する獅子も多い。智頭町新見、富沢神社の獅子もその一つ。区別はしているものの、幕は麒麟のものを使っており、どことなく麒麟っぽく見える。神楽獅子と麒麟獅子とが、まるで動物のように棲み分けているのは興味深い。

東井神社の麒麟獅子舞 優雅な動きが美しい・撮影:久保田裕道
東井神社の麒麟獅子舞 優雅な動きが美しい

【新見の神楽獅子舞】鳥取県八頭郡智頭町 富沢神社
【アクセス】JR因美線智頭駅から車で6分
【東井神社獅子舞(麒麟獅子)】鳥取県鳥取市用瀬町 東井神社
【アクセス】JR因美線用瀬駅から徒歩7分
写真と文章:久保田裕道



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最終更新日:2021年7月6日
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