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―1月3日―
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番内さん。「悪魔払い」と大声で叫びつつ氏子の家の邪気を払う。
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吉兆さんの一例。高さ10m前後、幅1mほどの幟旗が十数地区から出雲大社に参集する。
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| 吉兆さんは、高さ10メートル前後、幅1メートルほどの幟旗である。緋色の羅紗、錦地に金糸で「歳徳神」と縫い取りがあり、黒天鵞絨で縁取り、松竹梅、竜虎、鶴亀などの縁起物の絵図と町名が刺繍してある。幟の頂上には歳徳神の依り代にふさわしい扇や鉾が飾られている。これは吉兆さんの一例で、毎年十数地区からそれぞれの吉兆さんが出雲大社に参集、形は大同小異ながら姿はさまざまである。 早朝、「お立ち」で各町を出発した吉兆さんは、いかめしい仮面の番内さんの先導で、大太鼓をうちながら、笛、小太鼓、揃いのハッピ姿の元気な子どもたちとともに出雲大社へ。 吉兆歌ともいわれる神話が歌われる。その昔、北前船の寄港地として栄えていた頃の舟歌からきた祝歌で重厚な声をはりあげる。 〜めでた めでたの 若松さまよ…… 綾や錦を帆にまいて ハァエー 宝が島に乗り込んで 思う宝を積み受けて 祝歌はさらに千家、北島の両国造家でも歌われる。それから吉兆さんは各町へ戻り、大太鼓、笛、小太鼓で囃しながら町内を一周する。厄年の男が扮する番内さんは、先端をささら状にした青竹を引きずり、「悪魔払い」と大声で叫びつつ、氏子の家の玄関で地面をたたき、邪気を祓う。元気よく走って門付けするので、子どもたちが後を追い、番内さんをからかう。番内さんが青竹を振り上げると、わっと逃げる。 慶長年間に始まったと言われる吉兆さんは、新年を迎えて幸運と商売繁盛を祈る縁起のよい祭りである。 一畑電鉄出雲大社前駅下車徒歩7分
島根県出雲市大社町 出雲大社及びその氏子町 |
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