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壬生の大花田植
―6月第1日曜日―
壬生の大花田植1 壬生の大花田植2
壬生の大花田植1 
壬生の大花田植2 
 古くから、中国山地の米どころとして知られてきた千代田町とその周辺には、人々が花田植と呼ぶ、華やかで楽しい、共同体による農作業の祭が伝承されてきた。
 牛を美しく飾って目を楽しませ、歌と笛・太鼓で囃して人心を鼓舞し、共同作業で労働意欲を高めつつ、豊作の祈りを込めた、ハレの日として祭の食事をする。厳しい労働の日々を続けながら稲作に生きてきた先人の知恵である。
 花田植の起源は古く、貴族や大寺の領有田の「御田植え祭り」に始まると言われ、中国山地に入って独特の展開を見せたが、明治の中期に行われなくなった。しかし、壬生では、酒造家が伝統の灯を守り継ぎ、今では国指定重要無形民俗文化財である。
 水を張った広い田に、数十頭の飾り牛が一列に並んで入る。牛方の家から持ち出した伝来の飾り鞍に、造花や幟旗を立て、牛には色鮮やかな朱色の首玉を巻く。代かきは飾り牛の見せ場となる。
 代かきのうち、かすりの着物に帯を締めた早乙女たちが数十名、ササラを手にしたサンバイのリードで田に入る。大太鼓・小太鼓・手打鉦・横笛などの囃子方も田に入り、声高らかに田植歌が始まり、早笛が広い田に植えられていく。
JR広島駅よりバス60分
広島県山県郡北広島町千代田





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