トップページ儀礼文化歳事記「祇園祭り」

「祇園祭り」

―7月17日(宵宮15日・16日)―
重要文化財のタペストリー「イサクに水を供するリベカ」で飾られた函谷鉾。鉾そのものも重要有形民俗文化財。また、この山鉾行事は重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている。・撮影:渡辺良正
 重要文化財のタペストリー「イサクに水を供するリベカ」で飾られた函谷鉾。鉾そのものも重要有形民俗文化財。また、この山鉾行事は重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている。(上)
先頭の鉾は、稚児が乗る長刀鉾。(下)
先頭の鉾は、稚児が乗る長刀鉾。・撮影:渡辺良正

平安期から続く、盛大な演出で見せる祭り

  海に囲まれた日本の夏は、湿度の高い梅雨から始まる。医療の知識が低く、生活環境への関心も低かった時代、疫神と共にやってくる梅雨は悩み多い季節であった。
 様々な試行錯誤の時代を経て、都では疫神を迎えるに、心身を清めて神輿を担ぎ、町内ごとに鉾、山車を引き、神を歓迎して、祭囃子を奏でてにぎやかに氏子町内を曳き回した。祭りはたちまち全国に広まったが、疫神は気まぐれで、ドライである。地方では祭りは様々に変化した。だが京都では、平安時代から「祭りは見るもの」と言われたように、都ならではの豊かな財政を投じ、様々な手段で盛大に演出、今や世界中から見物人を集めている。

京都市東山区 八坂神社
京阪祇園四条駅下車徒歩5分/阪急河原町駅下車徒歩8分
写真と文章:渡辺 良正



 このページの上へ戻る  /  トップページへ戻る  /  儀礼文化歳事記へ戻る


最終更新日:2018年6月15日
一般社団法人儀礼文化学会  〒160-0012東京都新宿区南元町13-7
TEL 03-3355-4188  WEB http://www.girei.jp/  MAIL jimu@girei.jp