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「青柴垣神事」

―4月7日―
神話さながらに、榊で飾られた船が祭りの関係者を乗せて走る・撮影:渡辺良正
神話さながらに、榊で飾られた船が祭りの関係者を乗せて走る(上)
祭りの主役は二人の当屋(下)
祭りの主役は二人の当屋・撮影:渡辺良正

国譲りの神話を今に再現する伝統の神事

 日本海に面した島根県美保関町(現在、松江市)は、古来、港町として栄え、遠い昔、日本国形成の一翼を担った「国譲りの神話」の舞台であり、4月7日に行われる青柴垣神事は、その神話が今も土地の人々に信仰されている事を伝えて興味深い。
 氏子の中から選ばれた二人の当屋が祭りの主役である。1年間、風土に根差した様々な祭りのしきたりを守らなければならない。そこに日本民族固有の信仰の根源が含まれている。
 満願の日、風格ある華麗で古風、由緒ある祭具に囲まれ、伝統ある神事に集まってきた氏子たちに祝福され、厳粛に祭りが進められる。
 神話さながらに、榊で飾られた船が祭りの関係者を乗せて走り、美保神社へ戻ると海難、火難、病難などあらゆる厄災から逃れるための祈りを土地の神様に祈り、祭りを終わる。
島根県松江市美保関町 美保神社
写真と文章:渡辺 良正



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最終更新日:2017年4月11日
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