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宇出津のあばれ祭り
―7月2・3日(第一金・土曜日)―
神輿を川へ転がす瞬間
神輿を梶川へ転がしたり橋桁に叩きつけたりする、荒っぽいあばれ祭りである
 奥能登を代表する夏祭り。氏子の無病息災を祈って、くまなく町内を巡行する酒垂、白山両神社の神輿渡御。笛、太鼓、鉦で囃しながら、「イヤサカサッサー」の掛声で四十数台の大小のキリコが練る。
 能登半島の夏祭りを彩るキリコとは「切子燈籠」と書き、奉灯とも呼ぶ。飾りたてられた長方形の大あんどんは、神灯である。大きいものは、あんどんの高さ十数メートル。絵や文字を大書し、町民の祈りを込める。
 二日の夜、自分の町内を一巡したキリコは、海辺の役場前広場に立てられた大松明の火の粉が舞う下を乱舞。花火も打ち上げる。
町内を練るキリコ
掛声をかけながら、四十数台のキリコが町を練る
 最終日の三日夜、氏子町内を巡行した二基の神輿は、氏子の男たちの手によって海に、地面に、川に、谷に叩きつけられ、最後は八坂神社の境内で燃え盛る炎の上を転がし壊すというあばれ祭り。
 約三百余年前、悪病に苦しんだ折、京都八坂神社より御神霊を勧請。盛大に祭りをやったら救われたという祭りの由来伝説がある。

のと鉄道宇出津駅下車
石川県鳳至郡能都町宇出津





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