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生活芸術士とは何か


 わが国の伝統文化には、生活と深い関わりをもつものが多い。それらは、儀礼文化の「生活芸術」の分野に属するものである。具体的には礼法・華道・茶道・煎茶・香道・料理などである。これらは日本人の生活の中で発生し、長い生活の歴史の中で培われてきた文化である。そして、それらの文化的特質によって、われわれの生活は、豊かで美しいものに高められてきた。
 このような「生活芸術」を理解し修得することは、現代の日本人の教養として大切であり、また、国際社会において活躍する上でも、重要かつ有意義なものであるといえよう。
 これらの「生活芸術」の内容は、以前は家庭や社会の生活の中で、必要な教養として、ごく自然な形で学び、日常生活の中で活用されていた。それらは生活の文化伝承として保たれていた。ところが、現代の生活においては、その伝承の姿は殆ど失われてしまった。
 こうした現代の社会状況を鑑みると、「生活芸術」は新たに知識として学び、技能として修得する事柄であるといえる。「生活芸術」の内容は、現代のわれわれにとっては、学習の対象なのである。即ち、「生活芸術」は、総合的かつ組織的なカリキュラムによって学修される内容なのである。
 そして、このようなカリキュラムによって修得された「生活芸術」は、文化的知識および芸術的技能として、客観的評価の対象として位置づけることができる。言い換えれば、「生活芸術」の修得は、一定の資格として認めることが可能なのである。




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