儀礼文化学会

学会活動 Society activities

 「儀礼」とは、社会的・生活的慣習や宗教伝承から生まれた、一定のカタ(型)を有する行為です。そうした儀礼的要素を多分に含んでいたり、儀礼的な性格をもった文化所産を総称して「儀礼文化」と呼びます。
 この「儀礼文化」をさまざまな角度から研究・実践していこうとするのが本学会です。本学会の目的は、儀礼文化に関する文化活動を広く展開・実践し、現代生活の中に、真の意味での人間性の回復をめざすところにあります。季節のさまざまな行事や、お祭り、芸能、また茶道や華道などなど、日本文化を幅広く対象としています。
 「儀礼文化講座」や「儀礼文化セミナー」など、日本の伝統文化にどなたでも気軽に触れることができるさまざまな催しものを開いています。興味があればどなたでも1科目からでも受講できますので、ぜひご参加ください。みなさまのご来場をお待ちしております。

「令和2年度の催しもの」
ご案内



→過去の年度の「催しもの」はこちら

儀礼文化講座

「儀礼文化講座」は、儀礼文化を体系的に学習するために、生涯学習講座カリキュラムに基づいて開講します。本講座は本科学修教科の各単元課目を学びます。
時 間
専門講座 14:00~16:00(120分)
会 場
儀礼文化学会研修室
※ただし、第3回の講座開催会場は、國學院大學院友会館(東京都渋谷区)です。受講される方にはご案内ハガキをお送りします。
受講料
全7回/14、000円(初回開催時にご納金いただきます)全6回/12、000円(第一回が来年度へ延期したため、全6回となります)
単科/2、600円(ご希望の講座のみ受講される方は当日受講料をいただきます)
※講座によっては教材費を別途徴収させて頂く場合がございます。
期 日 内 容 講 師
1 5月10日
(日)

中止
【民俗芸能】 所作からみる民俗芸能 東京文化財研究所
無形民俗文化財研究室
室長 久保田裕道
民俗芸能には、儀礼文化としてのカタがある。特に足運びや手の振りなど、所作・動きのパターンを理解することで見えてくる芸能の特色について考えてみたい。(新型コロナウィルス感染拡大防止のため次年度へ延期します)
7月12日
(日)
【仏 教】 法華経の美術と儀礼 大正大学
専任講師 木内堯大
法華経は日本の文化や儀礼に最も大きな影響を与えた経典である。本講座では、多宝塔、写経、法華経絵などの美術、如法写経会や御懺法講などの儀礼について解説する。
9月13日
(日)
【神 道】 近世出雲大社の復古事業―神仏関係史― 國學院大學
教授 西岡和彦
現在の出雲大社は、江戸時代に復古の理念とともに建てられた。本講座では、そこに至るまでの出雲大社の歴史を概観しながら、当時の人々の思いとその挫折とを探ってみたい。
※生活芸術講座としても開催
10月11日
(日)
【煎 茶】 煎茶への誘い 小川流煎茶
家元 小川後楽
煎茶の視座より、煎茶に関係した文人たちの行動や思想を概観し、秘められた歴史をご案内します。また、江戸後期にはじまった風雅な趣をもつ小川流の「滴々のお茶」についてもご案内します。
11月8日
(日)
【キリスト教】 キリスト教における年間の行事 上智大学
教授 具 正謨
キリスト教の暦はキリストの出来事を想起することが目的です。最も重要視されているのはキリストの受難・死・復活を記念する過越の三日間です。そしてキリストの誕生を祝う降誕祭があります。このようにキリスト教の暦は一年を通してキリストの一生涯を記念し、現在化します。
2月14日
(日)
【くらしの民俗】 建築儀礼にみるくらしの文化 日本民俗建築学会
幹事長 津山正幹
民家を建築する際には、建築儀礼とよばれる地鎮祭、餅撒き、上棟式、屋根葺き祝い、屋移りなどが、建築の節目ごとに行われ、古くから続く興味深い習俗が各地に残っている。
3月14日
(日)
【儀礼文化論】 中国の祭りから儀礼文化を考える 國學院大學
教授 浅野春二
台湾の福建系漢族で行われている醮祭や湖南のヤオ族によって行われている還家願儀礼によって、人々が大切にしてきた伝統文化の形と心を考えていきます。
ページトップへ

儀礼文化セミナー

「儀礼文化セミナー」は、生涯学習講座カリキュラムの本科実修教科の各単元課目を学びます。各分野の専門家のレクチャーのもと、神社仏閣、教場、博物館、劇場などを見学したり、祭礼や行事に参加していただき、その体験・経験を通して学びます。
※諸事情により日程・内容などが変更になる場合があります。
※各回の詳細は「儀礼文化ニュース」および当ウエブサイト(www.girei.jp)にてご確認ください。

期 日 単元科目 内 容 会 場 定 員 費 用
1 6月14日
(日)
香道
香の楽しさを知る
志野流香道で、香室と組香によって、日本の伝統の香りの楽しさを知りましょう。
※生活芸術講座としても開催
(新型コロナウィルス感染拡大防止のため次年度へ延期します)
院友会館
(東京都渋谷区)
30名 3,300円
12月8日
(火)
仏教
成道会拝見
立正佼成会にて「成道会」を拝見します。
立正佼成会
(東京都杉並区)
30名 1,300円
2月6日
(土)
料理
浅春の献立
近茶流柳原一成宗家と柳原尚之嗣家の指導。講義と実習で、日本料理を学びます。
柳原料理教室
(東京都港区)
30名 12,300円
3月6日
(土)
武道
弓術・弓馬術
弓馬術礼法小笠原教場で稽古の見学後、体験もできます。
弓馬術礼法小笠原教場
(東京都世田谷区)
30名 3,300円
ページトップへ

大会など

第40回儀礼文化学会学会春季大会

 第四十回の儀礼文化学会春季大会は新型コロナウィルス感染症の影響により、今年度は十月に開催する予定です。会員皆様の交流の場として、今年も多くのご参加をお願いいたします。
 大会の催しものは、弓馬術礼法小笠原教場の「袴着の祝い」をご鑑賞いただく内容となっています。なお、大会に先立って午前中に一般社団法人の社員総会も予定されています。
大会次第
期 日
令和2年10月
決まり次第、ご案内いたします。
会 場
明治記念館(富士の間)
東京都港区元赤坂2-2-23
電話03-3403-1171
JR中央本線(中央・総武線各駅停車)信濃町駅下車徒歩3分
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線青山一丁目駅下車徒歩6分
地下鉄大江戸線国立競技場駅下車徒歩6分
催 し
「袴着の祝い」
実演 弓馬術礼法小笠原教場

 数えの五歳の時に袴着の祝いが行われます。袴は明治時代まで和服の礼装として必ず履くものでした。五歳児に大人の礼装である、袴をつけさせて、子供の知識欲を満足させ、更に頭の良い子に育つように祈った祝いの儀式です。この四歳から五歳頃は大人の持つ喜怒哀楽の情緒がほぼ出揃う時期なのです。
  袴着は古くは男子七歳のとき、吉月良辰を撰び、子孫繁栄して寿命長久の人を因みの親に依頼して、袴の腰を当て紐を結んだ儀式で、着初めといいました。素襖、袴、扇、畳紙、手拭、刀を広蓋に用意します。素襖は浅黄、薄柿等で縫い目に松竹鶴亀定紋等を置きます。小人は白衣で出て碁盤に乗り、吉方に向かわせて素襖を着せ、袴は因みの親が当て紐を結んだものです。現在では五歳の年に行っており、紐付きの着物から紋服等に着替え、角帯を締め袴をはかせます。碁盤に乗り吉方に向かい、袴は因みの親が当てます。
歓 宴
和食洋食ビュッフェスタイル(富士の間)
参加費
10,000円(当日会場にて申し受けます)

地方大会

 令和2年度は実施いたしません。

生活芸術講座

 國學院大學院友会と共催で、「公開講座」として開催い たします。
 開催会場はいずれも國學院大學院友会館(東京都渋谷区)です。
新型コロナウィルス感染拡大防止の為、第1回は来年度へ延期(今年度事業としては中止)いたします。
第1回「香の楽しさを知る」
 志野流香道で、香室と組香によって、日本の伝統の香りの楽しさを知りましょう。
開催日
6月14日(日)14:00 ~ 16:00 中止
定 員
30 名
参加費
3,300 円
第2回「近世出雲大社の復古事業―神仏関係史―」
 現在の出雲大社は、江戸時代に復古の理念とともに建てられた。本講座では、そこに至るまでの出雲大社の歴史を概観しながら、当時の人々の思いとその挫折とを探ってみたい。
開催日
9月13日(日)14:00 ~ 16:00
講 師
國學院大學 教授 西岡和彦
定 員
30 名
参加費
2,600 円


研究科専修ゼミ

 儀礼文化学会の専修ゼミはこれまで研究科のみの参加でしたが、平成31年度も、広く一般の会員の方の参加も募集します。
講 師
倉林正次(國學院大學名誉教授)
開催予定日
6月27日(土)「儀礼文化の周辺」延期
9月26日(土)「宮廷祭祀の原態」
10月24日(土)「ミカハリの行事」
11月28日(土)「儀礼から儀礼文化へ」
※都合により変更となる場合があります
参加費
5,000 円
 別途教材費等、若干
会 場
儀礼文化学会研修室(事務局2階)
受講者の声
青木伸二郎氏
 新年度より一般会員の方も参加され、愈々賑やかに、楽しい教室になると期待します。講師の倉林先生は、われわれが理解し易いよう、急がず時間をかけ、丁寧に話されます。平安朝の公事、儀式など詳記した『江家次第』に始まり、室町期の『公事根源』、江戸中期の『貞丈雑記』、並行して『後水尾院年中行事』『大臣大饗』等々、多くの歳事儀礼を学びました。二十七年度ゼミに、藤原頼長の『台記』「春日詣」とあり、平安貴族の春日詣での華やかな行列が、どの道筋を辿ったか、興味深いテーマです。多くの新受講者の参加を心から歓迎します。
富山恵美子氏
 儀礼文化学会に御縁を得たのは平成十年。以来四年間の本科課程をどうにか終了して、倉林先生御指導の専修ゼミに入れていただきました。受講して、浅学の私には、ともすれば理解の遅いこともありましたが、すべてが新鮮で興味深い講座でした。古の宮中での行事やしきたり、平安貴族のもてなしの様子など受講しました。ゼミでは『貞丈雑記』を各々がしらべ発表する勉強で、おかげで遠ざかっていた図書館利用が復活しました。新しく始まる本年度からの研究科を期待しております。
門脇悠美子氏
 研究科専修ゼミでは『大臣大饗』等、倉林先生の資料をもとに時間をかけて詳しく講義を受け、大変貴重な話を聞くことができます。 ゼミは『貞丈雑記』を各々担当する項を口語訳にして、深くほり下げる。難解な語句や文章に頭を悩ませながら調べて発表します。 日常では味わえない緊張感もまた良いものです。新年度からの講義、ゼミが楽しみです。受講し知識を得る喜び、学ぶ機会に感謝しています。


第29回関西支部秋季学術大会

 本年は、12 月5日(土)に松尾大社(京都市)で開催いたします。関西地区の会員はもとより、ご興味のある皆様方のご参加をお待ち申し上げております。 (関西支部事務局)
日 時
12月5日(土)午後1時
テーマ『未定』
詳細が決まり次第お知らせいたします。
会 場
松尾大社 参集殿(京都市西京区嵐山宮町三)
※阪急電車嵐山線「松尾大社」駅下車徒歩3分
参加費
1000円
懇親会
時間/午後5時半頃~ 会費/6000円

儀礼文化研究会

 儀礼文化研究会は、儀礼文化に関する様々な分野の研究者が交流できる場として、また、若手研究者の研鑽の場として、学術研究の発表にご活用いただいています。令和2年度も年2回開催の予定です。日程等、詳細が決まり次第、お知らせいたします。事前申し込みは不要です。皆様のご参加をお待ちしております。→儀礼文化研究会のページ
令和2年度第1回
日 時
未定
会 場
儀礼文化学会研修室
参加費
300円(当日徴収します)
内 容
未定
令和2年度第2回
日 時
未定
会 場
儀礼文化学会研修室
参加費
300円(当日徴収します)
内 容
未定
   
ページトップへ
更新日時:2020年4月7日